
コージー ベーカーさんが1985年にはじめてワシントン郊外のストラスモアホール アーツ センターで万華鏡展を開催して、今年で丁度20年になります。
その記念展が、同じ場所で9月8日より10月15日まで開催されています。
日本からは、山見浩司、中里保子、矢萩弘子さんが出品しています。最初の展覧会の出品作家は41人。その中で現在まで制作を続けている作家は9人です。
当時は、アメリカの作家が中心でしたが、今回は日本、ドイツ、ニュージーランドなどからの出品もあり万華鏡の世界が広がっていることに感慨深い挨拶が現在はブリュスターソサイエティを引退なさったベーカーさんからありました。 * コージーベーカーさんのオープンハウス訪問
:世界的な万華鏡のコレクターとしても有名なベーカーさんの家は、万華鏡で溢れたホームミュージアムです。
9月9日は特別に自宅を開放して、訪問者すべてに万華鏡を自由に見させてくださいました。
丁度、10年前に日本人では初めてベーカーさんのお宅を訪問してそのコレクションに圧倒されましたが、一部手放したとはいえ以前と殆ど変わらぬ印象の数に見えたのは、その後の10年間にも収集しつづけたと思われます。
ベーカーさんの初期の本に紹介されている作家たちの多くは、既に物故作家となったり、制作をやめている方も多く、そのような幻の作家たちの作品がところ狭しと、サロン、書斎、玄関、キッチン、ベランダ、浴室( 絨毯のしかれたサロン風の部屋)、はてはトイレまで占拠している様子に、ベーカーさんが万華鏡にいかに真剣に取り組んできたか、あらためてその情熱に感激した訪問でした。
:10年前の訪問の目的は、日本で本格的な万華鏡の紹介をしたい思いに駆られ、そのためには、世界一のコレクターのベーカーコレクションを日本で紹介したいと頼みに訪問しました。当時日本には、万華鏡の情報が殆どなく、公立美術館に万華鏡の展覧会開催をお願いして回っても、まったく受け入れらず、ベーカーコレクション紹介の夢は違う形で、最初の訪問から5年後の2000年、おかざき世界子ども美術博物館でのミラクルワールド万華鏡展でやっと実現しました。
この展覧会は、日本で最初の本格的な万華鏡紹介展であり、世界に誇れる内容だったと思います。
* アメリカの若きコレクター
フレッド ガンビナー邸オープンハウス訪問 
ベーカー邸訪問の翌日は、若きコレクターの家が開放されました。
コレクションの内容は、ここ10年間の大作をはじめ代表作家の作品が中心それにしても、広大な邸宅と庭のいたるところに万華鏡が展示され、万華鏡というより全体のスケールに圧倒されました。
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