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「第8回【IKA】国際万華鏡協会展;公募部門」
  The 8th International Kaleodoscope Association Show

会期 公募部門 6月2日〜6月11日
会場 ギャルリーヴィヴァン
開催概要

今年で、5回目の国際万華鏡協会展がいよいよ始まりました!!

公募部門が開催されているギャルリーヴィヴァンの会場に一歩、足を踏み入れると、、、、
我々が想像を絶するほどの、万華鏡が一堂に展示されており、どの作品も装飾性や芸術性豊かに表現されており、今年の公募部門のレベルも「すごい!!」の一言に尽きると思われるほど、ハイレベルな万華鏡が全国から集結しました。
どの作品も出品者の万華鏡制作にかける熱い情熱がひしひしと、伝わるものばかりで、出品していただいた方々のアイデア、表現、感性、ユニーク、色彩、技術、創意工夫を思いますと、 一言では言い表せないほどの感動がこみ上げてくるほどです。
本格的な万華鏡をアートとして、日本全国に普及させる目的で開催された私共の 「国際万華鏡協会展」の一環として始まった「公募部門」ですが、これだけの素晴らしい 万華鏡を展示させていただけて、あらためて出品者の方々に深く感謝申し上げますとともに、 この機会は一年に一度きりですので、お時間があれば是非ともご高覧していただきますよう よろしくお願いいたします。

公募部門(順不同)    
木村えみ子 三浦和江 清野一郎
井上誠一 岡本 脩&高瀬義夫 沼尻のん
小元江里子 三竹千鶴 水野博之
福島弘治 岩崎知樹 桐林恭子・亨
矢萩弘子 伊藤美津江 栗山節子
長谷川順子 高瀬義夫 百瀬清孝

   

昨年の国際万華鏡協会展の様子

☆ついに2008年度のIKA公募展受賞作品が決まりました!!

一年に一度開催され、今年で8回目となるIKA国際万華鏡協会展は優秀な万華鏡作家のデビューの場として、注目される展覧会となり全国からハイレベルな作品が集まるようになりました。
今年も見ごたえのある、素晴らしく質の高い万華鏡が一堂に展示されました。

このIKA国際万華鏡協会展 公募部門は招待部門共に、毎年「テーマ」が決められており、テーマに沿って作られる方や、自由に作られる方と分かれますが、今年のテーマは「宇宙」ということもあり、空間の美を生かした大型の作品が数多く出品されました。  
賞は最優秀賞、優秀賞、特別賞、テーマ賞の4部門ですが、今年は技能賞、アイデア賞が特別に追加されました。 
IKA国際万華鏡協会 公募展での賞の選考基準として、
「デザイン性、テクニック、表現力、感性、色彩美」の5つが挙げられます。
今年の公募展もどの作品も非常に完成度が高く、もはやアマチュアの域を超えて、万華鏡に限らず、日本国内の公募展の中でも、ハイレベルな内容と言えましょう。
ハイレベルな内容だけに、賞の意義も非常に大きく、残念ながら受賞されなかった作品の中にも大きな可能性を感じさせるものが非常に多かったので、今後が楽しみです。
また、最優秀賞を受賞されると翌年からはIKA 国際万華鏡協会の招待部門に出品することが可能となりますので、今年の招待部門でも島崎 勝信氏、冨澤 哲夫氏、中村 和正氏、松田 晃江さんは公募部門で受賞し、招待部門に出品していただくことになっております。

●最優秀賞
矢萩弘子 「BLACK LOTUS」
宇宙空間に花開く、黒い睡蓮をイメージされて作られたこの「BLACK LOTUS」は、
5つの選考基準のうち、テクニック、感性、色彩のポイントが非常に高くまた、写真では見えませんが、セルが前だけでなく後ろにもついており、ドライのセルを回すだけでなく、四角い本体も振り子のように左右に傾けると、別に内部に仕組まれているオイルの動きも楽しむことができ、アイデア性も非常にポイントが高かったため、受賞の理由となりました。
美しく彩られたガラス、またイメージを具現化する為の矢萩さんの万華鏡にかける、情熱と技術。
直線とカープアーチを上手く生かした洗練されたデザインが見事に調和されている万華鏡と言えましょう。


●優秀賞
清野一郎 「Kaleido Planet」
陶芸家として、一級の腕を持つ清野氏が作る万華鏡の作風には、いつも優しさと柔らかさを感じさせてくれるものが多く、この受賞作「Kaleido Planet」はまたいつもとは違った清野氏の魅力が表現されていると、言えましょう。 地球、隕石、噴火口、あらゆるイメージを一つの球体で表現し、いくつもある噴火口が万華鏡の覗き口となっていて、多彩なミラーシステムが仕組まれていますが、通常いくつかの違うミラーシステムを組み込んだ万華鏡は大体同一方向から見るタイプが多い中で、この作品は一つの球体というアイデアで様々な箇所から見ることができ、表現力とアイデア性の点で、評価が高く受賞となりました。

 

●特別賞
沼尻のん「双子惑星 ティア」
今回のテーマである「宇宙」の中でも具体的なタイトルで双子惑星「ティア」を独特の感性で表現されており、感性と表現力の高さが受賞の理由となった。
ガラスで作られた万華鏡が多い中で、鉄板でガラスの立方体の万華鏡を支えるデザインが斬新でもあり、鉄板とガラスの融合体とも言えましょう。
アーテイスティックな沼尻さんのセンスがこの万華鏡で見事に表現されています。

●テーマ賞
桐林恭子・亨 「Star Gate」
今回のテーマである「宇宙」のなかで、星と光がセンスよくまとめられており、直線と流線型のデザインが美しく、テーマに合っていたのが受賞の理由となりました。
驚くべき点として挙げられるのが、誰でも馴染みのあるアクリル素材を用いておりますが、アクリル素材でも、素晴らしく美しい万華鏡が作れる可能性を感じさせてくれる一台と言えましょう。

 

●技能賞
高瀬義夫 「ジュピター」
大阪で万華鏡作家の育成に最も貢献しているのが高瀬氏ではないでしょうか。今回の作品も「さすが高瀬氏」と言えるほど、完成度の高い万華鏡でした。
展示されている作品の中でも高瀬氏の作品は万華鏡の要となる鏡のカッティングテクニックが素晴らしく上手くできていた点が受賞の理由となりました。 繊細な映像を綺麗に表現するには、鏡をいかに上手くカッティングできるかどうか、を改めて教えてもらえた作品と言えましょう。

 

●アイデア賞
伊藤美津江 「宙」
原理的には判りやすい4面に組んだ鏡を神秘的にまた、アイデアを組み込んでいる点が受賞の理由となりました。 テーマである「宇宙」を伊藤さんらしく抽象的にまた、立体感のある映像美が見る人を思わず、引き込んでいくほど魅力ある万華鏡と言えましょう。
「どうしたら、このような映像が出来るのだろうか?」と思わせる点で、アイデアと創意工夫が上手く表現されています。

 




昨日(6月8日)、雨が降りそうな中、懇親会が行われました。




懇親会は、公募展作家および招待作家の交流を深める場として開催していますが、今年からは一般の方々も参加できるようにしたためか、昨日はたくさん集まっていただき、盛大で楽しい会となりました。


授賞式も行い、はじめの発表の際は皆さんドキドキの表情でしたが、その後、お酒が良い具合に入って大分リラックスされ、作家同士、お互いの技術を交換しあったり聞いてみたりして、あーでもないこーでもないとヒートアップしてお話されていたぐらい、皆さん本当に楽しんでいられました。


お互いに刺激となった会ではないかと嬉しいと思いつつ、 来年の公募展への新たな作品をひそかに楽しみにしているスタッフ一同です。

皆様方、本当にありがとうございました。

過去の万華鏡展

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